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Claude Fable 5が急に使えない理由と今後

Claude Fable 5が急に使えない理由と今後を解説するTRENDブログのアイキャッチ画像 AI入門・基礎知識
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Claudeでいちばん賢いモデル「Fable 5」が、急に使えなくなって困っていませんか?

じつはこのAI、発売からたった3日でアメリカ政府に止められた、いわくつきのモデルなんです。

この記事では、使えなくなった理由と今からの使い方、そして一般公開されていない”封印版”の正体まで、初心者の方にもわかるように、やさしくまとめました。

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🆕【2026/7/13追記】締切が7/20(月)15:59まで延長されました

7月13日、Anthropicが公式Xとサポートページで発表しました。

有料プランに含まれる形でFable 5を使える期間が、日本時間の7月20日(月)15時59分まで延長されています。Claude Codeの週間上限50%アップも、同じ日まで続きます。

じつは今回の発表、前の締切(日本時間7月13日15時59分)が過ぎたあとに出されました。

「一度終わったはずが、あとから延びた」というめずらしい流れです。

延長はこれで2回目。締切は7月7日→7月12日→7月19日(いずれも太平洋時間)と、18日間で3回動いたことになります。

ここまで来ると「閉店セールをずっと続けるお店みたいな、”延長商法”では?」と感じた方もいるかもしれません。わたしなりに整理してみますね。

まず、お金の流れだけを見ると、ふつうの延長商法とは逆です。

延ばすたびに無料の期間がのびるので、Anthropicはチャージで入るはずだったお金を、自分から先送りしていることになります。

Anthropicの説明は最初から変わらず「サーバーの容量が足りないための一時的な措置で、容量が整い次第プランに戻したい」というもの。

今回の延長も、その方針にそった動きです。

いっぽうで、こんな見方も報じられています。ここからは推測を含む話です。

  • 「また使えなくなるのは困る」という利用者の声や、解約の動きへの対応
  • ライバル(GPT-5.6など)に移られないための引き留め
  • 締切のたびにニュースになる、という宣伝の効果

毎回ギリギリで、しかもくわしい理由の説明がないまま締切が動くので、モヤモヤする気持ちはよくわかります。

ただ、確かなことはひとつだけ。「7月20日15時59分(日本時間)までは、プラン内で使える」ということです。

次の締切もまた動くかもしれませんが、振り回されず、使えるうちに大事な仕事へ使っておくのがいちばんですよ。

💡まず結論:Fable 5は7月13日16時から「チャージ制」に

Claude Fable 5は、7月20日(月)の15時59分(日本時間)まで、有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)に含まれる形で使えます。

それ以降は、プランに入っているだけでは使えません。「使用クレジット」という前払いのチャージが必要になりました。チャージをしていない場合、Fable 5はそのまま選べなくなります。待ってくれる期間はありません。

料金は、入力が100万トークンあたり10ドル、出力が同じく50ドル。Claudeの一般向けモデルでは、いちばん高い値段です。

なお、Fable 5はもともと無料プランでは使えず、ProやMaxなどの有料プラン向けのモデルです。

「もう二度と気軽に使えないの?」と思った方、安心してください。これはずっと続くわけではなさそうなんです。

くわしくは後半でお伝えしますね。

🤖そもそもClaude Fable 5って、どんなAI?

Claude Fable 5は、Anthropicが2026年6月9日に出した、いちばん賢い一般公開モデルです。

これまでClaudeの最上位は「Opus(オーパス)」でした。Fable 5はそのさらに上、「Mythos(ミソス)クラス」という新しい階級に属します。

得意なことは、たとえばこんなことです。

  • 大きなプログラム開発を、何日もかけて自分の力で進める
  • 調べもの、分析、資料づくりといった頭を使う仕事
  • 100万トークン(本にして数冊分)をいちどに読みこむ記憶力

ただ、賢すぎるゆえの危険もあります。そこでFable 5には安全装置がついていて、サイバー攻撃や危険な化学・生物に関わる質問には、ひとつ下のOpus 4.8が代わりに答える仕組みになっています。

🔒Fable 5の上には”封印版”Mythos 5がいる

じつは、Fable 5には一般公開されていない上位版が存在します。それがClaude Mythos 5です。

中身のAIはFable 5とまったく同じ。

ちがいは、安全装置の一部が外されていることです。

Mythos 5を使えるのは、アメリカ政府と連携する「Project Glasswing」という取り組みで審査を通った、ごく一部の組織だけ。サイバー防御の専門家や、電気や通信のような大事な仕組みを守る会社などです。

その力は、ちょっとこわいくらいです。

  • ソフトの弱点(専門用語で「脆弱性」)を見つける力は世界一。最上級の人間の専門家以外には負けないほど
  • 新しい薬の設計を人間の手を借りずに進め、開発の一部をおよそ10倍速くした例も

つまり、わたしたちが触れるFable 5は「封印をかけた公開版」封印を解いた本体が、Mythos 5というわけです。

⚡発売3日でアメリカ政府に止められた、前代未聞のひと月

Fable 5がたどった道のりは、AIの歴史でもめずらしいものでした。時系列で見てみましょう。

  • 6月9日:Fable 5とMythos 5が発売
  • 6月12日:安全装置をすり抜ける方法が報告され、アメリカ政府が2つのモデルに輸出規制(海外への提供を制限するルール)をかける
  • 同日:Anthropicは利用者の国籍をすぐ確認する方法がなく、世界中のすべての人への提供をいったん停止
  • 6月30日:調査の結果、規制は解除
  • 7月1日:Fable 5が復活。有料プラン内で使える期間つき
  • 7月7日:その期間の締切…のはずが、数時間前に7月12日(太平洋時間)まで延長
  • 7月13日:15時59分(日本時間)でいったん終了…のはずが、直後に7月19日(太平洋時間)までの再延長を発表

発売からたった3日で、政府の判断により世界中で停止。モデル一覧からFable 5が消えて、画面の前で首をかしげた方も多かったはずです。

💳今からFable 5を使うには?(チャージの手順)

7月20日16時(日本時間)以降にFable 5を使うには、次の手順が必要です。

  1. Claudeの「設定」を開く
  2. 「使用状況(Usage)」を選ぶ
  3. 使用クレジットを有効にして、お金をチャージする

チャージには1日2,000ドルまでの上限があり、残りが減ったら自動で追加する設定もできます。

ひとつだけ注意です。Fable 5は長く働けるぶん、お金の減りも速いモデルです。海外では、プログラムを自動で作らせ続けたら100ドル分がわずか9分でなくなった、という報告もありました。

使うなら「ここぞ」という大事な仕事にしぼるのがおすすめです。

🌱復活はある?Anthropicの方針

Anthropicは、

今回のチャージ制はサーバーの容量が足りないための一時的な対応で、容量がととのい次第、ふつうのプランに戻す方針

だと説明しています。Claude Codeの開発責任者も、同じことを公の場で話しています。

ただし「いつ戻るか」はまだ発表されていません。

焦らず、続報を待つのがよさそうです。

🧭それまでの間、どのモデルを使えばいい?

Fable 5がなくても、Claudeにはじゅうぶん賢いモデルがそろっています。

  • ふだんの文章づくりや調べもの → Sonnet(軽くて速い)
  • じっくり考えてほしい仕事 → Opus 4.8(Fable 5の次に賢い一般公開モデル)
  • どうしてもFable 5の力が必要な大仕事 → チャージして、ここぞの場面だけ

賢いモデルほど、お金と使用枠を速く消費します。仕事の大きさに合わせて使い分けるのが、いちばんかしこい付き合い方ですよ。

AIの世界は動きが速いですが、そのぶん面白いニュースもたくさん。また新しい動きがあったら、いち早くお届けしますね。

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