「Nottaは精度が高い」という評判と、「思ったより使えない」という評判。調べていると、どちらも同じくらい出てきて迷ってしまいますよね。
この記事では、なぜ評判が割れるのかを分解していきます。結論から言うと、割れているのは製品の良し悪しではなく、使っている条件のほうです。
(2026年7月時点の情報です。価格はすべて税込、年間プランの月あたり金額を基準にしています)
📣 まず、評判が割れる理由から
Nottaの評判を集めると、はっきり2つの山に分かれます。「議事録づくりがラクになった」という声と、「精度が微妙だった」という声です。
この2つを並べて見ていくと、あることに気づきます。
良い評価をしている人と悪い評価をしている人とでは、そもそも使っている場面と契約プランが違うのです。
だから、評判をそのまま自分に当てはめても意味がありません。大事なのは、自分がどちらの条件に当てはまるかです。
🔍 公式の「98.86%」には条件がついています
Nottaの公式サイトには、認識率についての記載があります。ただし、この数字は無条件のものではありません。
公式が示しているのは、フォーマルな会議のように整然と発言が行われる場合に、認識率が98.86%以上になるという内容です。あわせて、収音が難しい状況では精度に影響が出る可能性があるとも書かれています。
つまりこの数字は「静かな場所で、順番に、はっきり話したとき」の数字です。ここを読み飛ばして期待値だけ上げてしまうと、あとでがっかりすることになります。
逆に言えば、条件を整えれば数字に近づけるということでもあります。この記事の後半で、その整え方をまとめます。

😕 悪い評判の多くは「無料プランの3分」から来ている
これは意外と知られていないのですが、悪い評判をたどっていくと、かなりの割合が無料プランの仕様に行き着きます。
無料プランは、1回の連続録音が3分までです。3分を過ぎると自動で止まります。
これを知らずに1時間の会議で使ってしまうと、最初の3分しか残っていないという事態が起きます。これは精度の問題ではなく、プランの上限の問題です。
もうひとつ多いのが、複数の人が同時に話す場面での不満です。相手の話が終わる前にかぶせて返事をするような会話だと、AIは一人が話していると判断してしまうことがあります。

🙂 良い評判に共通していること
反対に、評価が高い人たちの使い方にも共通点があります。ここがいちばん参考になる部分です。
高く評価している人は、Nottaを「完成品を作る道具」ではなく「下書きを作る道具」として使っています。会議中はメモを取らずに集中して、あとから文字起こしを直す。この流れができている人ほど満足度が高いです。
とくに評価が高いのが、AI要約のほうです。文字起こしに多少の間違いがあっても、話の流れをまとめる精度は上がってきていると評価されています。
また、あとから「あの人は何と言ったか」を文字で検索して、その場所の音声をすぐ再生できる点も便利だと言われています。聞き直しの時間が大きく減るためです。
📊 評判のタイプ別|自分に当てはまるか確認
自分がどのタイプに近いかを、表で確認してみてください。
| タイプ | 期待していること | Nottaでの結果 | 合わない条件 |
|---|---|---|---|
| 下書き派 | 議事録の下書きを自動化したい | 満足度が高い | 手直しの時間もゼロにしたい |
| 完成品派 | そのまま提出できる議事録がほしい | 不満が出やすい | AIに完璧を求めている |
| お試し派 | まず無料で試したい | 3分制限で誤解しやすい | 長い会議で試そうとしている |
| 屋外・現場派 | 現場の会話を記録したい | 環境しだいで差が大きい | 雑音の多い場所しか使わない |
🙅 こんな人には向きません
正直にお伝えします。次に当てはまる方は、Nottaを契約しても評判どおりには感じられない可能性が高いです。
まず、手直しの時間を一切かけたくない方。AIの文字起こしは下書きなので、確認と修正は必ず発生します。ここが受け入れられないと、どのツールを使っても不満が残ります。
次に、雑音の多い場所でしか使わない方。工事現場や人が多い店内など、収音が難しい環境では公式の数字とはかけ離れた結果になります。
そして、まず無料で長い会議を試したい方。無料プランの3分制限があるため、試すこと自体ができません。この場合は3日間の無料トライアルを使うほうが正確に判断できます。
🛠 精度を上げる3つの方法
条件を整えれば結果は変わります。難しいことではありません。
ひとつめは、録音する場所を静かにすることです。反響の大きい部屋や、エアコンの音が近い席は避けてください。スマホの内蔵マイクより、外付けのマイクのほうが安定します。
ふたつめは、かぶせて話さないことです。相手が話し終わってから一拍おいて話すだけで、話者の聞き分けの精度が変わります。
みっつめは、単語登録です。人名や社内用語、専門用語を先に登録しておくと、誤変換が大きく減ります。実際、Nottaの公式ブログでも「Notta」が「乗った」と変換された例が紹介されています。
ただしこの単語登録には、プランごとの上限があります。無料プランは3語までなので、実質的にはほとんど使えません。
| プラン | 単語登録の上限 |
|---|---|
| フリー | 3語 |
| プレミアム | 200語 |
| ビジネス | 1,000語 |
| エンタープライズ | 無制限 |
固有名詞が多い仕事の方は、ここが有料に上げる理由になります。

💰 料金と評判の関係
料金についての評判は、比較的落ち着いています。プレミアムは年間プランで月あたり1,185円(総額14,220円)です。
外注していた文字起こしをNottaに置き換えて、費用が下がったという声も見られます。これまで人に頼んでいた作業がある方ほど、金額の評価は高くなる傾向があります。
一方で、月に1〜2回しか使わない方からは「無料で足りた」という声もあります。これは不満ではなく、正しい判断だと思います。
なお、学生と教職員には50%OFFの割引が用意されています。対象の方は申し込む前に必ず確認してください。
料金プランの詳しい比較は、こちらの記事にまとめています。
🔒 安全性についての評判
会話の中身を預けるツールなので、ここを気にする方は多いです。
Nottaは2022年にSOC2、2023年9月にISO 27001の認証を取得しています。データは日本国内に保管され、暗号化して送信・保存されると案内されています。
社外の情報や個人情報を扱う場面では、勤務先の規定と照らし合わせてから使うのが安心です。
✅ まとめ|評判ではなく、条件で決めましょう
Nottaの評判が割れる理由は、使っている条件が違うからです。
98.86%という数字は、静かな場所で順番にはっきり話したときのもの。無料プランの3分制限を知らずに使うと、精度以前の問題でつまずきます。
自分の使い方が「下書きを作る」なら、評判どおりの結果になる可能性が高いです。「完成品がほしい」なら、期待を少し下げてから使い始めてください。
まずは条件を整えて試してみる
Nottaの無料プランは、クレジットカードの登録なしで始められます。静かな場所で3分の短いメモを取ってみるだけでも、自分の環境で精度が出るかどうかは判断できます。
長い会議で試したい場合は、3日間の無料トライアルを使ってください。終了後はプレミアムの年間プランに自動更新されるので、続けないと決めたら72時間以内に解約すれば請求は発生しません。
評判を読むより、自分の声で1回試すほうが早いです。



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