有料テーマは1万円台の買い物です。金額としては大きくないのに、あとから合わないと気づくと、記事の書き直しやデザインの作り直しに何日もかかります。
OPENCAGEとLIQUID PRESSは、どちらも国産で評判の良いテーマです。ただ、この2つは「同じジャンルの商品」ではありません。想定している使い方がまったく違います。
この記事では、買う前の5分で判断できるように、違いを整理していきます。
🎯 結論:サイトが1つか、複数かで決まります
先に答えを書きます。
ブログを1つだけ運営して、とにかく記事を書きたい人はOPENCAGEです。複数のサイトを持つ予定がある人や、企業サイト・LPも作りたい人はLIQUID PRESSです。
理由はライセンスの考え方が正反対だからです。ここを知らずに選ぶと、あとから追加の出費が発生します。
💰 価格とライセンスがいちばん大きな違い
OPENCAGEは買い切りで、1回の購入につき1サイトで使えます。2つ目のサイトに使いたい場合は、もう一度買う必要があります。2026年7月時点の価格は、STORK SEが13,200円、STORK19が11,000円、SWALLOWが9,900円です(すべて税込)。
LIQUID PRESSのプレミアムテーマは1本14,800円(税込16,280円)で、100%GPLライセンスです。自分のサイトであれば複数に設置でき、商用利用も改変も認められています。
つまり3サイト運営するなら、OPENCAGEは3回買う、LIQUID PRESSは1回買えば足りる、という差になります。

✍️ OPENCAGEは「書くことに集中したい人」向け
OPENCAGEは「機能は増やし過ぎず、使いこなせる範囲で」という方針を公式に掲げています。設定項目が少ないぶん、迷う時間が短くて済みます。
現在の主力はSTORK SEとSTORK19の2本です。STORK SEはサイドバーのない1カラム、STORK19は2カラムという違いがあり、記事に集中させたいならSTORK SE、一覧やサイドバーも使いたいならSTORK19という選び方になります。
更新も止まっていません。2026年6月にはどちらもWordPress 7.0のフォントライブラリ連携に対応し、7月にもアップデートが入っています。
なお、ハミングバードとアルバトロスは販売終了です。SWALLOWはクラシックエディタ向けなので、これから始める人が選ぶ場面は少なくなっています。
🤖 LIQUID PRESSは2026年7月にAI対応テーマへ
LIQUID PRESSは2026年7月17日にバージョン2.0を公開し、AI機能が追加されました。ここが今いちばん大きな差になっている部分です。
「料金表ブロックを作って」と話しかけるとブロックを生成したり、「メインカラーを青に変えて」でテーマ設定を変更したりできます。バナーのA/Bテスト結果をAIに聞いたり、チャットボットのログから傾向を分析させることも想定されています。
ただし条件があります。AI機能を使うにはLIQUID CONNECTというプラグインのv2.0が必要で、すべての機能を使えるのはビジネスプラン以上です。さらにOpenAIやAnthropicなどのAI APIを自分で設定する必要があり、API利用料は別途かかります。
サブスクリプションのビジネスプランは年14,800円(税込16,280円)で、全テーマとプラグインが使い放題になり、サポートも無期限になります。買い切り購入だけの場合、サポートは30日間です。

📊 2つのテーマを表で比べます
| 項目 | OPENCAGE | LIQUID PRESS |
|---|---|---|
| 価格 | 9,900円〜13,200円(税込・買い切り) | 14,800円/税込16,280円(買い切り) |
| ライセンス | 1購入1サイト | 100%GPL・複数設置可 |
| 主な用途 | ブログ・個人メディア | 企業サイト・メディア・LP・ポートフォリオ |
| サポート | テーマ提供元のサポートあり | 買い切りは30日/年額プランは無期限 |
| AI機能 | 2026年7月時点で公式発表なし | v2.0でAIアシスタントβに対応 |
| 追加費用 | サイトを増やすたびにテーマ代 | AI機能を使う場合は年額プラン+API料金 |
| 合わない条件 | 複数サイトを安く回したい/企業サイトやLPを作りたい | ブログ1本だけ/追加費用を一切かけたくない |
⚠️ こんな人には向きません
OPENCAGEは、これから3サイト以上を立ち上げる予定の人には割高になります。1サイトごとに購入が必要なので、サイトが増えるほど費用が積み上がります。デザインを細かく作り込みたい人にも、設定項目の少なさが物足りなく感じられるかもしれません。
LIQUID PRESSは、ブログを1本だけ運営する人にはメリットが薄いです。複数設置できる強みが活きませんし、AI機能を目当てに買っても、年額プランとAPI料金という追加費用が前提になります。
どちらのテーマも、買った瞬間にアクセスが増えるものではありません。テーマ選びで悩む時間が長引きそうなら、先に記事を書き進めたほうが結果につながります。

🛒 OPENCAGEが向いている人はこちら
ブログを1つ育てていく予定で、設定に時間を取られたくない人にはOPENCAGEが合います。
STORK SEとSTORK19はどちらもブロックエディタに最適化されているので、これから始める人でも操作に迷いにくい作りです。デモサイトが公開されているので、見た目の好みで選んで問題ありません。
価格やデモは公式サイトで確認できます。
🛒 LIQUID PRESSが向いている人はこちら
複数サイトを運営する予定がある人や、AIでサイト運用を効率化したい人にはLIQUID PRESSが合います。
WordPress公式の「有料サポート付きGPLテーマ」に登録されており、無料の試用版も用意されています。まず試してから決められるのは、初心者にとって安心できるポイントです。
プラン内容とAI機能の条件は公式サイトで確認してください。
❓ よくある質問
Q. 途中でテーマを乗り換えられますか。
乗り換えは可能ですが、テーマ独自のブロックや装飾は引き継げないことが多く、記事の手直しが必要になります。記事数が少ないうちに決めたほうが負担は軽くなります。
Q. AI機能があるほうが初心者向けですか。
そうとは限りません。AI機能を使うにはAPIの設定が必要で、月々の利用料もかかります。まず記事を書くことが目的なら、機能が少ないほうが迷いません。
Q. 無料テーマではだめですか。
LIQUID PRESSには無料のLIQUIDとLIQUID AIRがあります。まず無料で触って、必要になってから有料テーマに切り替える進め方でも問題ありません。
✅ まとめ
サイトが1つならOPENCAGE、複数または企業サイトも視野に入れるならLIQUID PRESSです。AI機能は魅力的ですが、追加費用が前提だという点だけは先に理解しておいてください。
どちらも買い切りで使えるテーマなので、迷い続けるより早く決めて記事を書くほうが前に進みます。


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